テレビでローイングという競技の大会を観た。ジムなんかに必ずある、ボートを漕ぐ練習用の器械で競争をしている。仮想の移動計で規定の距離を走破したらゴール。

よっぽどハードなスポーツらしい。競技中に白目をむいて倒れてる人もいた。

横一列に並んだ大男達が必死でボートを漕いでいる。だけど誰もその場から動けない。「報われない」感じがとっても素敵だった。

選手の方は、景色とか、楽しいことを想像しながら漕いでるんだと思う。どこかの川を実際に漕いでいるところを想像していたり。

「あと3km漕げばゴールの長崎。ここが踏ん張りドコロだぞ。」とか、自分の中でシチュエーション設定してやっていると思う。確かに、ハウステンボスの美しい花畑に到着する瞬間を目標に据えた方が、俄然やる気も増すだろう。

でもオーバーヒートしすぎてダウンするのだけは十分に注意して欲しい。

だって、お花畑を夢見て失神。しかも白目。 それは相当にヤバい絵だ。