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今日は妹が3歳の娘を連れてあそびに来た。3ヶ月ぶりに顔を会わせたので、一応、近況みたいのを話しあったり。
ぼくの近況としては、このページでも触れているようなコトぐらいしか特記事項がないので、適当に就職した話とかをしてやり過ごしていた。しかしつい、色んなモノの支払いを滞納して先方をエラく怒らせていることなんかまで話してしまい、お兄ちゃんしっかりしなさいと叱られてしまいました。いや情けない。
OK、妹よ。兄は初給料が出たらすぐに色々な支払いを済ませるとするよ。で、余った金で山ほどのうまい棒を買おう。
ところで彼女の娘。つまり、ぼくの姪は今年でもう3歳になる。3歳といえば、なんといっても大人をからかうのが面白くなり始める時期だ。大人に「そんなコトしちゃイケません」と言われれば、敢えて逆らって反応をみたり。大人がイヤがる、下品な単語をオモシロがってみたり。
第一次反抗期というヤツだ。ちなみにぼくは今でもそんな状態が続いています。うんこちんちん。
さて。
そんな年頃の姪が今、一番厳しく躾られているのが「汚い言葉遣いをしない事」であるらしい。特に子供は<バカ>という言葉をとかく使いたがるので、その点を特に重点的に注意されているそうだ。なるほど。確かに彼女は見事なまでに「馬鹿」を口にしない子供だった。よほど厳しい躾をされているのだろう。あの年齢にしては珍しい。
そのかわり、「馬鹿」を口にする大人に対して容赦なく攻撃をしかけてくる子にもなっていた。攻撃衝動の対象が転化しただけの話だったのだ。おかげで、ぼくなどは格好の標的にされてしまった。 大いに罵られてしまった。
鏡像段階とでも捉えればいいのだろうか? キツい語調でのツッコミは母親ソックリ。まるで妹に叱られているかのような感覚に陥って、ついついビクビクさせられてしまった。
しかも、人を貶める意図のない発言にも敏感に反応するので、いい加減辟易。なにせ「なんか馬鹿馬鹿しくない?」「経費がバカにならなくてさ。」
といった会話を聞きつけても、<BAKA>の韻が含まれているのを敏感に察知して、「バカって言うんじゃありませんっ!」と怒鳴りつけてくるのだ。
さらに、「あわてて、その場から逃げ出したんだ」「お爺さんは山に芝刈りに行きました」などのセンテンスからも強引に<BAKA>の音を抜き出してきて、「バカって言うんじゃありませんっ!」と叱りつけてくる。
おかげで、迂闊に口が開けない状態になってしまった。
あまりに一日中叱られっぱなしな上、その口調が妹にソックリなので、なんだかちょっとブルーになってしまったです。料金滞納で人様を怒らせ、そのコトで妹に叱られ、いわれのない罪で幼い姪にまで糾弾される。叱られっぱなしの我が人生。
もうイヤだ! こういう時は現実逃避だ!
うまいことに、ぼくにはインターネットがある。いつでも現実世界から逃げれるじゃないか!
と思ってこの日記を書いてるんだけど。
上の文のタイピング中、
「逃げれる」は《ら抜き言葉》です。
とATOKに怒られてしまいました。