昨日も今日も終電で帰宅でちゅ。
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遺言状を財布に入れて持ち歩いている。

ある日ぼくが車で無謀な運転をして大事故、他界するとしよう。すると家族親戚に対し、ぼく所蔵のアダルトビデオが均等に相続されるような、そんな文面に仕上がっている。きちんと実印も押してある。

急逝したぼくを忍んで親類縁者がしんみりしているところに弁護士が登場。「故人の意志の元」に、AVのタイトルがいくつも読みあげられ、積み上あがっていく・・・ ああ、想像するだけでも恐ろしい。 発つ鳥後を濁しまくり。

そんな状況を迎えないためには、大事故など起こすわけにはいかないって思う。 おかげで車の運転は極めて慎重になった。

そう、この遺言状のお陰で、ぼくはずいぶん「ムチャ」を控えるようになったのだ。成田山のお守りよりは、エロい遺言状の方がずっと効果があると思う。
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前回に続き、今日も財布の中味の話を書いているが、これにはちょっとしたワケがあります。実は先週、財布を落としてしまって。

上手いことに、親切な人が拾って届けてくれたので一昨日、警察に引き取りに行ったのです。 警察では遺失物届出書を提出させられ、拾得物届出書にサインさせられたんだけど、既に警察の手によって書かれていた「拾得物明細」の欄をよく見てみると、

『財布」「現金」「キャッシュカード」「自筆証書遺言」

なんて書いてあるのに気づいてしまったのです。つまりは、あの遺言状を見られてしまったということ。

恥ずかしさというか後悔というか、なんとも言えない感情で、軽く身悶えてしまったのでした。悪ふざけが過ぎるとイタい目をみる、という好例。

あまりに恥ずかしいので、「いっそのこと死んでしまいたい」なんてコトも思うんだけど、その前にあの遺言状はどうにかしておかないとなるまい。