長年使い古している携帯電話の、外側のカバーが老朽化してバキバキとひび割れてしまった。割れた部分から、携帯の内部構造とか部品がまるみえになってしまってる。

これは、今はやりのスケルトンデザインというやつじゃないのか(しかもハンドメイド)。ぼくでも流行の先端に追いつくことができたんだと思うと、ちょっと誇らしい。

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今日は、非常に気の進まない結婚式に参席してきた。できれば出たくなかった。おかげで珍しくアグレッシブな気分である。

式場のあるような豪華なホテルって、ロビーとかに必ず壷や皿が飾られている。なんだかわかんないけれど、とりあえず陳列されてる。意味なくゴージャスな雰囲気を演出している。

今日は待ち時間をもてあましたので、持ちあわせていたポストイットで「桜田淳子の売っていた壷」とか「染太郎の回した皿」とか「ハナ肇の闘病を支えたシビン」とか、いちいち注釈を添えて貼りつけてやった。

豪華ホテルがたちまち昭和芸能史の物産展に変身だ。ざまあみろである。

とりあえず、声なきものに八つ当たりしてみる30の春。