この日この時間にホームページ更新しているという事実。ぼくの個人情報の中の、ハズカシイ部分が流出・露呈しているような気がする。

さてところで、皆さんはサンタクロースの衣装の由来についてご存知だろうか。実は1931年までは、絵に描かれるサンタの衣装の色というのは描き手によってまちまちだった。が、その年にコカ・コーラ社が、サンタに赤い衣装を着せて大々的な広告キャンペーンをうった。それが世界的に定着して、今日の「赤い衣装のサンタ像」ができあがったそうなのである。 (さらに、コーラ社の絵自体がクレメント=ムーアの詩を元にしているという説もある)

意味もなく長い前置きをしたが、つまりはこういうことだ。

ぼくの元にまた、別の会社から支払い請求書が届いた。確かにぼくは、そこからの支払い請求を長期に渡って滞らせている。

封筒の色が、今までとは違っているのが怖かった。今までの封筒は淡い緑色。ファンシーな動物のキャラクターさえプリントされている、心和むデザインだった。しかし今日来たヤツは毒々しい赤色で、ぼくに本気をアピールしている。

戦時中、日本の男子は赤い色をした召集令状の到着に怯えたものだ。そして50年の時を経た今、赤い色をした支払い請求書に日々怯えるぼくがいる。

書面には、「近日中に外注の業者がお伺いすることもあります」と書いてあるが、それがサンタさんでないことだけは確かだ。