いやあ、前回の日記は我ながらワケがわからない。一時は削除しようかと思ったぐらい。

でも考えてみれば、この日記がまともなことを書いたことなどない。だから前回のモノも、あのまま放っておくことにします。で、今日も懲りずに似たようなことを書く。
= = =

先日知人のYさんが、ICQでセクハラメッセージを受信してたいそう腹を立てていた。

本当に迷惑な話である。さぞや不愉快だっただろう。 彼女の気持ちはよく分かる。しかしぼくは一方で、予防措置をとっていれば良かったのにとも思ってしまう。前回も書いたけど、ICQには、受信メッセージの中のある特定の単語を遮断できる機能がついているのだ。

その機能を転用すれば、<不愉快な単語>をいくつもピックアップして、全部、*印みたいな他の文字に置き換え表示してしまうこともできる。
「***の**を****!」と、全部伏せ字にしてしまったり。

実際に彼女が受け取った文面を見せてもらったけど、やはり、前述の設定をしておけばだいぶ不快感は減っただろう、という印象を受けた。そういう措置をとっていなかったことを改めて残念に思った次第。

綴られている文面はありがちな言葉ばかりで、フィルタリング機能をもってすれば十分に予防しうるものだった。彼女のケースでも、もし<不愉快な単語>を他の文字、例えば「湯」と変換するような設定にしておけば、「ボクの熱い湯湯湯の湯湯湯を、君の湯湯湯湯に注いでやりたいぜ。」という風に表示されていたはずだった。

どうだろう?温泉場で背中の流しっこでもしているかのような、なんともホノボノしたセリフに一変していたのではないか。

「もう濡れてるのかい?」って、当たり前だろうお湯なんだから。

まあとにかくこの機能。初期設定では、不愉快な単語が「*」と変換されるようになっているので、それをそのまま活用するだけでも、迷惑メールを受け取ったときの不快感は軽減されると思う。お試しあれ、Yさん。

あっ、そうそう。初期設定の「*」の字は、他の文字に変えておいた方がいいと付け加えておきます。

だって。だって、伏せ字なんて使用されると、逆に想像力を刺激されてしまうではないか。先のケースで言うと、「ボクの熱い***の***を、君の****に注いでやりたい」なんて 文面が出来あがってしまうワケだ。むしろイヤらしさ倍増な気がしてならない。これは如何なものか。
なんてことを言っている間に。

ぼくのイマジネーションの翼も今、大きく、力強くはばたき始めた。