我が家のヒエラルキーにおいては、ぼくの立場は一番下ということになっている。親兄弟の中ではもちろんのこと、犬や猫よりも下なのである。多分、裏庭に住んでいるコオロギでさえ、ぼくよりは上だと思っていることだろう。コオロギ君、正解。

そんなわけで、前回の日記に書いたうんこの処理。あれは結局ぼくが担当することになった。

で。
ついさっき、古新聞を重装備してやつを処分してきました。相当な苦戦が予想されたんだけど、実際は簡単につまみ上げることができた。思いの外、スムーズにあしらうことができた。勝負は意外なほどあっけなかった。

思うに。今回の勝敗は相手の「緊張」が大きなキーだったように感じている。実際の話、ぼくもそれなりに緊張(とは言っても手がふるえる程度)して臨んだが、ヤツも相当ガチガチにカタくなっていた。かなり乾燥もしていたようだ。緊張でノドがかわいたのかもしれない。

もしヤツがリラックスしてもっと柔軟な対応をとっていたら?フニャフニャとつかみ所のない奴だったら?そう考えるとなかなかぞっとしないのだが、結局のところ、ヤツは自分の力を十分に発揮しない内に自分自身に敗れて去っていった。

だからぼくはあらためて思うのだ。そしてぜひ言いたい。硬くなったら負けである、と。硬くなったらば負け。硬くなっ…

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