前回の日記。今見返してみると、なんかただ単に頑張りをアピールしたり愚痴をこぼしているだけのようで、相当に感じが悪い。読まれた方には申し訳なく思う。実際のところは、ぼくはそんなに一生懸命働いているわけではない。むしろその逆。仕事するのがイヤで、一日ボーッとイスに座り、ひたすら鼻毛を抜いたり爪を噛んだりしているだけである。

日がな一日、脱毛に爪の手入れ……
… ぼくがエステティシャンの道を選んでいたら、きっと相当なところまで行ったに違いない。適職を見極め損なったというワケか。忸怩たる思いで爪を噛まずにはいられない。

とにかくそんな状態なので、ぼくは社内で「あいつは大した給料泥棒だな」と囁かれている存在なのである。(泥棒にも天分があったのかと思うと、職業選択を間違ったことがますます残念でならない)

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前回の更新では、もうひとつ反省がある。自分があたかもモノ凄い高給取りであるかのように描かれている点である。これもこれで感じが悪い。

言い訳させていただくと、ぼくはそんなにお金持ちなわけではない。収入のすべては入院・治療費へと消えて行くからだ。このサイトを読んでくださっている方ならおわかりいただけると思うが、ぼくはよく倒れるんである。しょっちゅう病院のお世話になっている。その時に、平素の蓄財が生きてくるんである。そこでキチンとした治療を受ける。そして退院できた暁には、次に倒れた時の費用確保に向けて働くのだ。

そんなわけで、ぼくは別にお金持ちというわけではない。次回の入院の時に備え、過労で倒れるのも厭わず血を流しながら働いているだけだ。と偉そうに言ってはみても、実際は冒頭に述べたように鼻毛を抜いたり爪を噛んでるだけなんですが。

>過労で倒れるのも厭わず血を流しながら働いているだけだ

鼻毛を抜きすぎてうずくまる自分を想像。